こちらのサイトでは、祭りやフェスティバルについての幅広い情報を発信しています。日本では、全国各地でさまざまな祭りが催されています。地域に根付いたローカルなものから、全国から観光客が訪れる大祭など、その規模や種類は多様です。

現代の日本では昔からごく狭い範囲の地域に根差していた祭りの多くが、存続の危機を迎えています。例えば秋田県では、過去20年間で民俗芸能の保存に関係する団体のうち68団体が活動中止となりました。祭りや伝統行事は無形重要文化財に指定されているものも数多くあり、今の日本ではそうした文化財が年々失われる事態になっています。

高齢化

その一番の原因は、人口減少、高齢化にあります。地域に住む人の絶対数が減り、また高齢化により祭りを中心に率いる人が減っています。また、若い世代が地方から離れて、都会に集中する状況がより深刻になり、お年寄りだけでは準備を整えたり肉体作業ができなかったりという壁にぶつかっています。

地域によっては、祭りで実際に活動する人の3割が、その地域外から来てもらった人であるという状況も見られます。外部から人を集めないと、祭りが成り立たなくつつある地域が増えているようです。

文化庁や自治体を筆頭に、そうした伝統行事への補助金を交付する動きも出ていますが、適用対象が限られるため、必要な行事をまんべんなくカバーするのは難しいという状況です。

今後の日本の祭り文化を振興、改善していくためにも、祭りとはどんなものか、日本人にとってどんな意義があるのかを今一度理解し見つめ直す時が来ています。