全国各地で大小さまざまな祭りがありますが、その中でも「日本三大祭り」と呼ばれている代表的な祭りを三つ紹介します。

祇園祭

京都市東山区の八坂神社で行われる祭りです。9世紀から続く大変長い歴史を持っています。

その始まりは869年、地殻変動が続いて多数の犠牲者が出た際に、悪霊を鎮める祭りとして行った御霊会だとされています。

現在の祭りの一番の見どころは、山鉾巡行という、豪華な装飾を施した山車(山鉾)を引いて町衆が街中を練り歩く行進です。これを見ようと全国から多くの観光客が訪れます。

天神祭

天神祭は、菅原道真の命日にちなみ、全国各地の天満宮で行われる祭りの総称ですが、三大祭りの天神祭は特に大阪天満宮で行われる大祭のことを指します。

神体を船に乗せて大川上に流す船渡御や、提灯の飾りつけ、打ち上げ花火などが行われ、水辺の華やかな祭りとして親しまれています。こちらも10世紀から続く伝統的な祭りです。

神田祭

東京の神田明神で行われる、神田大明神を祀る大祭で、平安時代の装束を着た人たちの行進や、山車、神輿を出したり、舞を行ったり、太鼓のパフォーマンスがあったりと、さまざまな催しを行います。

この祭りについては起源がはっきりとはわかっておらず、大祭として認知されだしたのは江戸時代からのようです。徳川家康が神田大明神に祈りを捧げたところ合戦に勝利したため、以後盛大に祝われるようになったということです。

東北地方では、この祭りの代わりに青森のねぶた祭りを三大祭りの一つとして数えることもあるようです。