祭りとスロットゲームの共通点は「非日常感」

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このサイトでは、日本で行われるさまざまな祭りや、祭りに関係したカジノゲームについて紹介してきました。では、祭りとカジノゲームの代表であるスロットゲームの共通点とは何でしょうか?

それは「非日常」を体験できることです。現実を忘れて新たな世界に没頭できること、それは多くの人が求めるものです。

人が非日常体験を求めるのはなぜか

人の脳は、順応能力が大変高いものです。これは、順応能力が生命を維持するために必要不可欠な機能であるからです。順応能力は、心と体両方に対して適用されます。体の順応は、環境の変化に対応するためのものです。気温の上下や食べ物の増減、生活サイクルなどに応じて、脳が体へ順応するよう信号を送って対応をしてきたからこそ、人間は極端に寒い地域や暑い地域、食べ物の限られる場所でも住むことができたのです。

心の順応能力も自己防衛や生存のために活用されるものです。新しいことにいつまで経っても慣れなければ、命にかかわる重大なミスをしかねませんし、常に不安や心配を抱えて生きることになり、心を壊してしまいかねません。それを防ぐための防衛手段の一つでもあるのです。

ただし、身の安全が確保され、生活に問題のない状態では、人は「慣れ」に飽きを覚えます。そのため、新たな刺激を得て心を満たそうとします。この新たな刺激は、日常ではないものからやってきます。

スロットゲームの場合は、他のテレビゲームやオンラインの小説、漫画などの娯楽と同様、自分が場所を変えなくても簡単に非日常体験ができることで特に人気が高まっています。テクノロジーが人間の非日常への欲を満たした例の一つと言えるでしょう。